【年を重ねて思うこと】~会社編~

今月で33歳になります。

25歳(になる年)に社会人になったので、社会人となり早9年目となりました。

20代の頃と比べて、会社に対してカリカリしなくなったなぁ と感じることが増えたように思います。

【新卒1社目】20代のころ

2016年当時、新卒で入社した会社はオフィスの作りからして昭和の雰囲気を色濃く残しており(念のため、昭和に対して他意はありません)、業界も印刷だったため、仕事のやり方もアナログなところが多々ありました。
結局2年5か月で辞めてしまったのですが、辞めた直後は、正直転職を考えられないくらい「会社」という組織に絶望していました。
会社に属さなくても生きていける、死ぬよりマシだ、と心の底から強く思っていました。
と言いつつ、休むことで心身ともにある程度回復し、年金と国民健康保険で貯金がどんどん削られていく現実に直面し、4か月後には転職しましたが、今私がFIREを切望するようになった原体験は、間違いなく1社目で形成されたと思います。

その後2社目も方向性の違いで1年で去り、現在在籍5年目となる3社目に入社し、今に至ります。

【3社目】30代のころ <文句を言っても仕方がない>

率直に言って、今の会社が一番性に合っているというのは大きな要因ではありますが、それを差し引いても以前ほどは会社や社会に対して不平・不満を持たなくなったと感じます。

原因を内省してみると、「文句を言っても仕方がない」というあきらめが根底にあります。

あきらめと言ってもネガティブな意味ではなく、文字通りどうにもならないので、そこに無駄な感情や労力を割くのはやめよう、ということです。
(自力で変えられない、ということ自体に20代の頃なら怒り、絶望していたかもしれませんが)

前向きに言うと、自分でコントロールできる部分(自分の行動や支出など)に集中し、自分の望む未来を目指すようになった、とも言えます。

あきらめを知る=大人になる?

これを狭義での大人になる、とも言えるかもしれませんね。
その意味で言うと中学・高校時代から「大人」な人はたくさんいたようにも思います。
同じ空間で机を並べていても、内実は大きく違うこともある。
もし昔の自分に語り掛けられるなら、そういったことを伝えたいなぁと思いました。

なぜ、若いころに遠い(と感じられる)将来のことを真剣に考えられないのでしょうか?

体感時間が長く、将来があまりに先に感じられてしまい、コツコツ積み上げるイメージがもてないからではないでしょうか。
実際、20代の頃に40歳でFIREできるときいても、「かなり先だなあ」と感じて身が入りませんでした。

しかし今は、40歳まであと7年、7年後にFIREできるなら捨てたもんじゃない、と思えます。

まとめ

思うようにいかない中でも、33歳までどうにかこうにか生きてきました。

辛い思いもしましたが、今は「生きていればいいこともあるな」と思える人生になりつつあります。
今自分の周りにいてくれる人に、感謝です。

投資も同じように、いいときもあれば、悪いときもある。コントロールできることばかりでもない。

でも、コツコツ市場から退場しないで積み重ねていった先に、FIREがある。

そんな気がしています。

こんなことを言いつつ、クレームがあったりすると「すぐにでも辞めたい」と思う軟弱者ですが、1日仕事をするだけで約1万円の収入が発生する。(33万を3%で運用するのと同じ効果)

給料という「麻薬」に囚われてはなりませんが、今の自分は蓄財期。

確実に達成したいFIREという目標に向かって、チャンスを掴めるよう、一歩ずつ進んでいきます。

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